【Python GUI Tkinterリファレンス】ttk.Spinbox(スピンボックス:スピナー)のオプション

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ttk.Spinbox

特定の範囲の中から値を選択できるWidget。Spinboxのttkバージョン。

オプション

class_ ウィジェットクラス名を指定できる
values 特定の値のリストから選択する場合は指定
from_ 最小値
to 最大値
increment 増加値の指定をする
format from_,toで与えられた数値のフォーマットを制御する。
command
wrap 最大値になったときに最小値に移動もしくは最小値になったときに最大値に移動するかのフラグ
exportselection 設定されている場合、ウィジェットの選択はウィンドウマネージャの選択とリンクする
font fontの指定をする。
invalidcommand 入力値が正しくない場合に実行する関数を指定する
justify テキストの位置を指定する
style スタイルを指定する
state 状態を指定する。
textvariable 制御変数を指定する。
validate 入力値の判定タイミングを指定する。デフォルトは’none’で検証しない
validatecommand 入力値が正しいかチェックする関数を指定する
width 文字の幅の指定
xscrollcommand ウィジェットに水平スクロールバーが関連付けられている場合は、このオプションをそのスクロールバーの.setメソッドに設定します。
takefocus フォーカストラバーサルの制御
cursor マウスがボタンの上にあるときのカーソルの指定をします。

メモ

・Python3.7以上でないと導入されていないため、それ以前の場合は通常のSpinboxを使用する

・私のほうで検証が十分にできていないため、オプションが不十分である可能性があります。(お知らせいただければ反映します)

・アップすると<<Increment>>イベントを生成し、ダウンを押すと<<Decrement>>イベントを生成します。

関連記事

・ttk.Spinbox(スピンボックス:スピナー)を作成する

・ttk.Spinbox(スピンボックス:スピナー)に下限値上限値を指定する

 

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